ヨーグルティアSで甘酒!大麦入り

発酵食品

甘酒って自宅で作れるんですね!

甘酒に限らず、自家製でできるものって色々あるようで。最近はそういったものにチャレンジして楽しんでます。

甘酒は比較的難易度が低く、麹とお米さえあればつくれます。プラスαで大麦入りの甘酒もつくってみます!

ヨーグルティアで甘酒が作れる

甘酒は米麹とご飯があれば出来てしまうというお手軽さ。特別な道具は不要ですが、簡単かつ効率的に作れるのでヨーグルティアを使いました。

ヨーグルティアはその名の通りヨーグルトメーカーなんですが、温度(25~65℃)と時間の設定ができるので発酵食品作りにも便利なんです。

新バージョンのヨーグルティアSは70℃まで設定できます。終了ブザーも鳴るように改善されたのが地味に便利!よろしければレビュー記事もご覧ください。

実際に作ってみる

参考にしたレシピもメーカーさんから。タニカ電器ブログに倣って作りました。

準備するもの

  • 米麹200g(乾燥麹)
  • ご飯330g(1/3大麦入り)
  • 水200ml
  • ヨーグルティア

麹はマルコメのプラス糀を使用。すでにパラパラになっているのでほぐす手間がないです。

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手順は…

  1. 容器とスプーンを熱湯消毒する
  2. ごはんと水をまぜ、ほぐした麹とあわせる
  3. 60℃で6時間設定する

これだけ!簡単です。

容器とスプーンを熱湯消毒する

せっかくの甘酒が雑菌におかされないように、ちょっと面倒でも消毒はしておきましょう。

ヨーグルティアであれば、内容器に底が隠れるくらいの水を入れ、スプーンを入れて内ふたをしてレンジで1分半。これだけで煮沸消毒のかわりになります。ふたを開けるときに熱い蒸気が出るので火傷に注意。レンジでなければ熱湯をダーッと流しかけるでもよし。

ご飯と水をまぜ、ほぐした麹とあわせる

炊きたてのごはん330gと水200mlをまぜあわせて…

そこにほぐした麹ドン!で更にまぜます。

60℃で6時間設定する

ヨーグルティアに入れ、60℃で6時間。ときどき様子を見てかきまぜます。

5時間くらい経ったところ。水分が足りない感じだったので、ひたひたになるくらいまで水を足しました。黄色みが強く写っていますが実際にはほんのり黄みがかった程度です。

自家製甘酒完成!

できました~!大麦入り甘酒。使った麹がよいのか、とっても甘く発酵していました。十分砂糖の代わりになるくらい。とろっとした感じで、食べると甘くてとても美味しいです!そのままでも十分いけるし、お湯や水でのばして飲んでもいいですね、小腹が減ったときにも健康的な間食として良いかも。つぶつぶが気になるときはミキサーにかけてしまえばOK。冷蔵で一週間程度持つようですが、余らせてしまいそうなので一部冷凍保存しました。

甘酒がうちで作れるなんて楽しいし美味しいし一石二鳥ですね。大麦ごはんで食物繊維も豊富なヘルシー甘味。

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こちらは以前につくった甘酒。乾燥麹でなく生麹を使いましたが、分量同じでもしっかり甘酒になりました。

なんで麹で甘酒ができるんだろう?

ごはんと麹で甘くなるってなかなか不思議なものです。この不思議は麹菌にある。

麹菌にはたくさんの酵素が含まれているそうです。タンパク質を分解して旨味成分のアミノ酸にしたり、デンプンを分解して糖にしたり。栄養素の分解や乳酸発酵によって甘くてトロトロした甘酒ができるんですね。

この分解はわたしたちの体の中でも起こっているものの、酵素の量は加齢とともに不足するらしく…代謝がうまくいかずに生活習慣病などの原因になってしまうと。麹菌の力で分解済みのものを摂取することで体に負担をかけないというわけです。発酵によって栄養素もアップして、飲む点滴と言われるのですね。昔は夏の体力消耗を補うために飲んでいたから、甘酒は夏の季語なんですって。なるほどです。

脂肪の代謝にかかわるビタミンB群や、脂肪の分解をするリパーゼという酵素を含むので健康的なダイエットにも都合がいい。おなかの善玉菌とも非常に相性がいいとのことで、体の中から美しくなるには必須…なのかも?

世代を超えてのこしたい味

いろいろ嬉しい効果があるような甘酒ですが、日本に古来から根付き続いている=日本人の体にあっているのではないかなと思います。風土にあった食品はきっとやさしいのです。そしてこういった食の知恵を失わないでいたいとも。甘酒、つくり続けていきたいです。

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