[初心者向け]DIYに必須な工具4つ+徐々に揃えたいもの

DIY(インテリア・家具系)

DIYで家を自分好みにつくり変えていく。
楽しくって夢のあることです。

しかしながら、いざDIYするぞ!と思っても、初心者にとっては「なにから始めればいいのかわからない」というのが大きなハードルです…。

もしDIYのハードルを越えるのを迷っていたら、ぜひこの記事を読んでみてください。

この記事では「とりあえず持っておけば始められる道具」を4つだけご紹介します。

これで「モノをどこかに取り付ける」という作業はできるようになります。

 

道具を揃えてDIYに挑戦し、ちょっと慣れてくると、新しい道具が欲しくなる事でしょう。
何だかワクワクしてきたぞ!と思ったら、一歩踏み込んだモノも追記しているのでご覧くださいね

最初に用意したい!必須の4つ

では最初に揃えておけば大丈夫であろう4種類。

インパクトドライバー

impact-set
必須も必須の強力ネジ止め機~!です。
名前からしてインパクト!強そうでしょう。強いんです。

手回しのドライバーはどの家庭にもありますよね。
簡単なネジならそれでも問題ありませんが…DIY作業はネジ止めの作業が多く、深さがあったりします。

止める対象が木材(壁の下地も木)が多いので、ねじ込む作業を手でやろうとするとかなり疲れます。
1本ならまだしも何本も…となると時間もかかるしやってられません。

そこでインパクトドライバーの出番です!
インパクトの先端にネジを付け、目標の穴に向かって打つ!打つ!打つ!

…ってそこまで力を入れずともギュルギュルと押し込んでくれます。
そのパワーはねじ込み過ぎ注意なほどで、ねじ山が埋まったりなめたりする可能性も。
慣れないうちは弱い力でトリガーを引いて感覚を掴むと良いでしょう。

また、インパクトの先端のビットを付け替える事で、穴あけできたり(ドリルビット、ホールソー)、ボルトを締めたり(ソケットレンチ)と用途は幅広いです。
アクセサリー購入時はインパクトと軸の形状(六角軸が多いかと)が合っているか確認しましょう。

という訳で、「早く、楽にネジを打てる」「アクセサリー次第で用途が広がる」ためインパクトドライバーは必須なのです。

おすすめのインパクトドライバー

私が持っているのは日立工機のコードレスFWH14DGLです。

14.4Vと中々パワーがあり、充電式なので取り回しが良い。
標準で充電池が2個付属しているので使用中でも片方を充電しておけます。

非常に使い勝手の良いインパクトです。日本のメーカーというのも安心感ありますね。

はじめての電動ドライバーの選び方!扱いやすく一台目にオススメの製品「BOSCH-IXO5」を徹底レビュー!
電動ドライバーは各メーカーから、オモチャに近いような性能しかない製品から、プロの大工さんが使用するような製品まで、とにかく多種多様で数多くの製品が発売されています。そんな状況の中ではじめて電動ドライバ

↑リフォームとDIYの基礎知識さんでインパクトドライバーとドリルドライバーの詳しい説明、おすすめ機種を掲載されています。勉強になります。

メジャー

何をするにも測ります。

取付位置は床から何cm、壁から何cm。横幅はどれくらいなので…などと長さを測る機会は測り知れない。
ちなみに業界ではcmではなくmm単位で表記するようですが、未だに慣れておりません。

メジャー自体は先端がL字で引っ掛けられる、ある程度硬さがあるロックがかけられるものが良いでしょう。
DIYっぽいごつい見た目のメジャーのことですね。

先端L字を引っ掛けつつメジャーを伸ばし、測ったらロックをかけておく。
柔らかすぎるとフニャフニャして計測し辛いです。なお、洋裁用の柔らかい巻取りメジャーは全然役に立ちません…。

細かい場所を測るには定規が向いていますが、50cm超えるあたりからはメジャーの方が扱いやすい感覚です。

下地探し

壁や天井に物を付ける時の必須アイテム。

一般家庭の壁の多くは石膏ボードに壁紙が貼ってあります。

石膏ボードは加工しやすくヤワであるという特徴があります。
よく怒り余って壁殴ったら穴空いた!とか聞きますが、石膏ボード突き抜けちゃったってワケですね。

で、石膏ボードは壁の中の木材の上に貼られております。
そのため壁に物を取り付ける時は木(下地)が通っている場所を狙うと安全なのです。
※石膏ボードにビス止めしても軽いものなら耐えますし、石膏ボード用の商品(アンカー、下地補強剤)もあったりします。

下地探しは大きく分けて二種類。「針で刺す式」「センサー式」です。

針で刺す式はシンワのどこ太など。
ドコダなのかドコタなのかは不明。
dokota
dokota-pin
壁に先端を押し付けると針が刺さります。

下地がなければ奥深くまで刺さり、下地があれば途中で止まるという仕組み。
針を刺すので小さな穴が空きますが、数日するとどこにあるか分からなくなる程度です。

商品によっては先端にマグネットがついているものもあり、壁表面を滑らせると下地のビスに反応して「カチッ」とくっきます。
同じ方向にビスが付いていれば下地が通っていると考えられます。

センサー式もシンワの下地センサーがお手軽。
sitajicensour
ボタンを押しながら壁面を滑らせると下地にぶつかった時に「ピー」と音が鳴ります
壁面の静電容量の変化を測って音がなる仕組みとのこと。

直接針を刺すでもないので確実な場所を突き止めるのは苦手です。
センサー式で何度か測ってアタリを付け、念押しで針を刺すという2ステップで下地を探すと間違いないでしょう。

水平器

suiheiki
棚やインテリアなどのまっすぐ、水平に取付けたい時の必需品。
suiheiki-boublle
厚みのある定規のような見た目で、中に気泡が入っています。
気泡の位置が真ん中にあれば水平だという意味。

マグネット付きなら張り付く場所の水平が図りやすく、高価なものではレーザーで水平線を映せるものも。
DIYとっかかりとしてはマグネット付き程度で十分だと思います。

棚板に乗せたり、カーテンレールに乗せたりと水平を知りたい場面は多く、地味ながらも無いと困る一品です。

ちなみにスマホアプリにも水平器あります。精度の程は不明ですが…

更に有意義にしてくれる道具7つ

もっと手作りを楽しみたい!ハマりつつある方へおすすめ7つ。

作業台

子供が産まれてから押入れに入れたので画像がないですが、ブラックアンドデッカーの作業台を使っています。
メーカーは何でもいいし、自作する方もおられます。

木材の切断、塗装を行うには作業台があると便利です。
しっかりした台の上の方が力を入れやすいし、後述の固定金具を使うにも必要。
塗装の際は床汚れ防止になります。

ブラックアンドデッカーの作業台は台自体がバイスの役割を果たすので発想次第でより作業効率が上がります。が、中々使いこなすのは難しいです。

モモンハン日記さんで詳しくレビューされてます。

クランプ、バイス

clamp

vise

固定金具。クランプ(上)は作業台と材料を重ねて固定するもの。
バイス(下)はそれ自体で材料を挟んで固定するもの。

クランプは作業台と木材を固定して切る用途がメインかと思います。
バイスは材料そのものの固定を目的にするので、接着や細かい作業などの動いちゃ困る時に使うかと。

特にのこぎりで切断する際に動かれると、まともに切れないのでクランプは必須ですね。

ノコギリ

nokogiri

大人になってから持つノコギリの危険な香り…。
木材加工をするなら持っておきたい。

木材はホームセンターで切ってもらうのが確実かつ早いですが、家に持ち帰ったら少し合わないなんて事も。
棚板程度ならギコギコ引くだけなので割りと簡単に切れます。
木っ端がたくさん出るので掃除が大変です。

真っ直ぐ切るのが難しい場合はソーガイドを購入するとずれにくくなります。

サンデーカーペンター、2×4定規

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サンデーカーペンター、別名さしがね。
L時の直角定規です。定規としてはもちろん、材にあてがって直角の線を引く…などの応用が効く道具。

2×4定規はその名の通りツーバイ材用の定規。
材にピッタリはまり、穴あけ位置のガイドや斜め45度が取れたりとツーバイ材を扱う際に大活躍。
1つ持っていると作業効率がグンと上がります。

耐水ペーパー、鋸やすり

sandpaper

耐水ペーパーとは耐水性の紙ヤスリのこと。
板の角を取ったり滑らかにする時に使います。

鋸(のこ)やすりはノコギリ+ヤスリという面白い道具で、紙ヤスリじゃあいつまで経っても削れねー!!という場所をガリガリ削ることが出来ます。

表と裏で粗さが異なり、荒く削る→少し荒く削る→紙ヤスリで整えるという手順が可能。
素早く角を取れるので便利です。

タッカー

tacker

ホチキス強化版です。これは100均商品なのでパワー不足な感はあります…

大きなホチキスの芯を凹の形のまま打ち付けます。対象にあてて上のレバーを握ると「バチン!」と芯を打つ仕組み。

仮止めにはもちろん、そこまで強度を求めない物であればタッカーで止めるだけでも作品が作れてしまいます。薄く柔らかい木材(スノコとか)は接着面にボンド塗って、タッカーで2つを繋ぎ合わせる形に打てば付きますね。

パイプカッター

pipecutter

なんとパイプを切れるんです!商品にもよりますが、こちらは薄肉ステンレス、銅、アルミ、真鍮、塩ビ管は切断可能とされています。

パイプハンガーを取付けたいとパイプを購入、でも長さが合わなかった!なんて時も買い直さずに自分でリサイズできます。予め長いものを購入して必要分に切るのもいい。

画像左部分にパイプを挟み、パイプカッター自体を回して徐々に切れ目を入れて切断します。画像右の黒い部分を回してカッター位置を調整(画像ではかなり奥まで入ってます)。少しずつ締めて切れ目を深くするイメージです。慎重に回していくと綺麗に切断できます。

おわりに

超初心者ならまず基本の基、という事で…DIY慣れしている方には面白みのない記事だったかもしれません。

これからDIYに挑戦してみようかな?とちょこっと思っているような方を後押しできたら嬉しいなぁと思って書きました。

ネット通販が発展した今、あらゆるものが手に入ります。住宅設備からインテリア小物、「自分で付けられるんだ!」という発見、喜びがあります。

最初の一歩さえ踏み出せばどんどん楽しくなります!好きなものを作ったり付けたりできると愛着も湧きますのでぜひチャレンジしてみてくださいね。

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