デスク環境を整えて、集中して作業したい。
コタツに入ってカタカタやるのも暖かくていいですが…コタツは悪魔の家具ですから。暖かくて眠くなり、長時間になると腰が痛くなり、横になり、寝落ちしてしまうという。
でもPCデスクは高い!気に入ったデザインも見つからない!
じゃあ作ってしまいましょう。
今回は棚板と棚受けを使ったシンプルなデスクの作り方をご紹介します。「机自体を壁面に折り畳んで収納できる」というおまけ機能つき。
製作のポイント
今回のPCデスクづくりのポイント、意識したこと。
- 軽量
- シンプル
- 周囲のインテリアと調和する
- 掃除しやすい
壁付けのデスクにするため、あまり重い板を使うと壁への負担が大きくなります。その上にパソコンを置いたり、多少体重をかけて作業することになるのでなおさら荷重がかかる。
できるだけ軽い材料を使うことで家を傷めず、長く使い続けられます。
また、DIYなのでデザインも自由にできるのは楽しいところ。せっかく自作するなら周囲のインテリアと合う色・形状にしたいものです。
わたしはシンプルに棚板一枚を取り付ける方法にしました。脚がないのでデスク下の掃除も楽になります。
準備するもの
材料
- 棚板(焼桐)…910×400mm/ホームセンターで3,000円弱?忘れました…
- 折りたたみ式棚受け金具…300mm/Amazonで2,150円ほど。1商品に2組入っています
- 長めのネジ4本…100均。51mm使用。棚受け付属のビスでは壁の下地に届かないため
- メジャー、下地探し、水平器などあると便利
机の板は焼桐を使用します。表面を焼いてあるのでダークブラウン色です。塗装の手間がなくインテリアになじみますし、桐は軽いので棚板にぴったりです。
強度はあまりないですが、そこまで高負荷にはならない使い方であれば十分でしょう。
棚受けはTANNER(田邊金属工業所)の折りたたみ式金具。
公式の棚受け金具説明(PDF)によると、「折りたたみ式棚受け金具(今回使用)」と「折たたみ棚受 タッチポン
」と「角度調整ができる棚受 フリーステー
」の3種あるようです。

こちらの記事でも必要なものについて書いていますので、よろしければあわせてご覧ください。
PCデスクの作り方
では作っていきます。
といっても、棚板を壁に取りつけるだけなんですが…
取り付け位置を確認
最初に取り付け位置を確認します。
壁にビス止めするので、修正しづらいんです。直せるけど面倒だし跡が残るので。
高さ・左右の位置・水平など…できるだけ正確に位置を決めておきましょう。左右は壁に密着させずに少し空けておくことをおすすめします。
壁にくっついていると折りたたみ時に擦れてしまい、壁紙が傷んでしまいます。
水平はこの時点で取ってもいいし、実際に板を取り付ける際に見てもいいと思います。
※バウヒュッテのサイトで机とイス、身長の関係性を詳しく知ることができます。
机の高さ、意外と低めがいいようですね。
配線用の穴を開ける
飛ばしてもいい工程です。
ホールソーという穴あけ用のビットで配線用の穴を開けました。
一応、棚受け金具に干渉しないように位置を確認します。
2cm程度の小さな穴なので、大きいものは通りませんが…
パソコンの充電コードは通りました。
板・壁に棚受け金具をつける
確認した位置に棚受け金具を取り付けます。
金具公式では壁→板の順に設置するよう説明があります。
水平が取れるようにあらかじめマーキング(位置決め)し、壁に金具を取り付け、その上に板を乗せる。
ただ、わたしは水平マーキングが難しかったので板→壁の順で取り付けました。
金具を付けた状態の板を壁にあて、高さをあわせて片側の金具を壁に設置。
水平器を乗せて、水平をとってもう片側の金具も設置するという流れ。
うまくいきましたが、二人がかりでの作業になってしまいました。
一人でなら前者の方法が安定します。
!注意点
- 棚板は、壁面との間に5mmの隙間をあける必要があります。折りたたみがスムーズにいくための隙間です。
- 壁の下地がある場所に取り付ける。下地がないと重みで落下可能性大です。
- 壁につけるネジは長め(今回は51mm)。長さがないと下地に刺さりません。
完成!
できました!超シンプルな棚板式のPCデスク。
わが家ではキッチンカウンターの隅に設置しています。
カウンターに雑貨や資料を置いて作業できますし、横のキャビネットと高さが揃っているので、机上をフラットに使えます。
脚がないのでデスク下のスペースもすっきりです。
焼桐板の色も落ち着いていていい。見た目にも満足のいくものができました。
…しかし一つ問題が…
パソコン開くと、カウンターにぶつかるんですよ。
最初に気づけよって感じですよね。使えなくはないんだけど、盲点でした。
ないと思いますが、作ってみる際は上にあるものに気をつけてくださいね。
そして。
このように、壁に平行に折りたためます!
…折りたたむ必要があるのかはわかりませんが…前のスペースを開けたいときがくるかもしれないし。
うん、自己満足です。
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