インドカレー作ればいいじゃない。切って煮るだけ我が家の簡単レシピ
2017-01-29その他料理・食品「それっぽいもの」に弱いらまですこんにちは。
今回はカレーの話。
カレーは美味しい。間違いない。 市販のカレールウを入れて煮込むだけで、十分美味しい。
しかしですね…
インドカレー屋さんのカレー、食べたくありませんか?
あの美味しさ…お店で食べた経験がある方にはわかってもらえると思います。 スパイスなのか作り方なのか、ナンなのか。
家でもインドカレー食べたい!
本格じゃなくてもそれっぽいカレー食べたい!
そんなあなたにぴったりなレシピをご紹介します。 身構える必要はありません、カンタンです!普段つくっている私が言うんだから間違いありません。
※インドカレーと言ってますが、「スパイスでつくったカレー」という意味で書かせてもらっています。インド「風」です。
スパイスカレーをおすすめしたい理由
私は結婚して実家を出てから、スパイスでのカレーづくりにハマりました。
普通のカレーじゃ満足できないと思うほどに。
インドカレーのいいところは
- 低カロリー
- 野菜たっぷりでヘルシー
- スパイスで健康増進
- とにかく美味い
カレールウは小麦粉でとろみをつけています。 それはそれで良いんだけど、その分高カロリーになってしまいます。
その点インドカレーは炒め油、野菜、肉!というシンプルな材料。 肉無しの野菜だけでも良いから、いくらでもヘルシーにできちゃいます。
スパイスもたっぷりで、消化促進、代謝を良くする、肝機能向上など…嬉しい効果も期待できるんです。
辛さも自分で調節できて、慣れてしまえば意のままにカレーがつくれます!
ビバ!スパイスカレー!
材料
前置きが長くなりました。 では用意するものから。
今回の材料は
- 鶏胸肉1枚
- 玉ねぎ1個
- キャベツ1/4玉
- にんじん1本
- 大根1/3本
-
トマトホール缶1つ
- ココナッツミルク缶1/2
- ベイリーフ小2.3枚
-
クミンシード小さじ1/2
- アジョワンシード小さじ1/2
-
クミン小さじ1
-
コリアンダー小さじ1
- カルダモン小さじ1/2
- ターメリック小さじ1/2
-
カイエンペッパー小さじ1/2
-
塩、こしょう適宜
こうやって並べると材料多くて面倒くさそうに見えますが、やってみるとそうでもないです。 たまたま家にあったから色々詰め込んだだけなんです。
「肉・野菜」「黄色マーカーで引いたスパイス」
が揃っていれば大丈夫。
作り方
鍋に油をひいて、玉ねぎとスパイスを炒める
私はオリーブオイルで炒めてます。
クミンシード、アジョワンシード、ベイリーフ、みじん切りにした玉ねぎを入れて炒める。 シード(種)はスタータースパイスといって、油で炒めると香りが立ちます。
玉ねぎが茶色くなってきたかな~というところでOK。
ここでみじん切りのにんにくを入れると更に美味しいです。 今回はにんにくを切らしていたので入れてません。
②肉、野菜を炒める
ぶつ切りの鶏胸肉を追加。
鶏肉に火が通ってきたら野菜も追加。 野菜は好きなものを何でも入れていいです。
切り方も好きなように。 今回は子供が食べやすいようにサイコロ状に切りました。
野菜も炒めればいいんですが、鍋がいっぱいになって炒めるどころじゃなくなったのでそのまま煮る工程に進みます。
③トマト缶を入れて煮る
トマト缶1つを投入。これも2缶あれば2つ入れちゃいます。 カットトマト缶でもいいし、生のトマトでも大丈夫。
トマト缶だけだと水分が少ないので、400mlくらい水を入れて煮ます。
たまたまあったのでココナッツミルクを1/2缶(200ml)入れました(なくてもOK)。 冬場は中身が固まっているので振ったりスプーンで混ぜたりしましょう。
ココナッツミルクが入るとコクがあって、まろやかになります。 本格的な味に近づきますが手に入れづらいのと少々値が張るので、好みに応じて。
④スパイスと塩コショウして完成
納得いくまで煮込んだらスパイスと塩コショウで調味します。 塩は最低小さじ1は必要かなと思います。
水っぽいなーと思ったら煮詰めて水分を飛ばしましょう。
スパイスの香りや効能は加熱に強い、弱いがあるようです。 私は具材の調理がほぼ終わったあたりでスパイスを入れるようにしています。 熱は入れつつも短時間で…という個人的な考えです。
⑤完成!
こんなもんかなってところで完成!
コストコで買ったナンに乗せていただきました。野菜ゴロゴロでんまい! もちろんご飯にも合います。
具材を切って、煮て、スパイス入れるだけ。 細かい工程は気にしない! そこそこの手間でそこそこ美味しいカレーができればそれでいいのです!
材料さえあれば難しいことは何もないので、ぜひチャレンジしてみてくださいね~。
ほうれん草やパクチー、かぼちゃやしめじ…みんな美味しいです。 時間さえあればくたくたに煮込んだカレーがそれっぽくなって好きですね。
スパイスよもやま話
ついでにスパイスってどんなもんなの?という話。
「芳香性植物の一部で、料理、園芸、クラフトなど、人間の生活の中の何らかの分野で有益な役割を果たすものであり、スパイスとハーブに定義される」 このうちスパイスについては、はるばる熱帯アジアから陸路、海路を経てヨーロッパに持ち込まれたこしょう、クローブ、ナツメッグ、シナモンなどのように、ヨーロッパでは自家栽培できない植物の根や茎、樹の皮、果実、種子類をスパイスと呼んでいます
とされています。
一言で言えば香りがあって、何かしら良いはたらきをする植物。
今回使ったスパイスの特長をご紹介。
- クミン:The、カレーの香りです。欠かせません
- コリアンダー:パクチー。甘いような独特の香りで、クミンと併せて使います。好きなのでたくさん入れてます
- カイエンペッパー:辛味づけ。相当辛いので少量で十分効果あり
- カルダモン:スパイスの女王と呼ばれ、さわやかな香り。高いです
- ターメリック:うこん。黄色い色付けに。肝機能増進効果も
- ベイリーフ:日本では月桂樹(ローレル)をカレーに入れるけど、インドカレーにはベイリーフ。どっちでも良いと思う
- アジョワン:爽やかスパイシーな種。消化不良に良いみたい
私はスパイス・ハーブのネット通販専門店スパイスラックさんである程度まとめて購入しています。 クミンやコリアンダーは良く使うので多めに、その他は少量を注文しています。
本格的なインドカレーを手軽につくってみたい!という方にはこういったセットがおすすめ。 !
ぜひスパイスでのカレーづくり、お試しください! 本格(風)インドカレーがつくれる!とちょっと自慢できる?し、料理の選択肢が増えると楽しくなりますよ〜。