だいぶ前に作ったのをようやく記事にできました。
キッチンに吊り下げ収納が欲しい
洗ったフライパンや鍋、ボウルやざるなんか色々と、いちいち拭いて片付けるのが面倒なんですよ。シンク上に引っ掛けておけたら洗ってそのまま掛けて乾かせるのに〜!
我が家は対面キッチンですが、すっきりさせたくてカウンター上の吊り戸棚は付けませんでした。吊り戸棚に引っ掛けて使うラックはよく見かけますが、うちは使えません。
この空いたスペースにフックを掛けられるギミックがあれば…と考えておりました。
ネットで調べるもしっくりこない
まず最初に検討したのは既製品です。しかしネット検索しようにも商品名が分からない(笑)
当てずっぽうに調べ続け、ようやくそれっぽい単語に辿り着き、キッチン、ハンギング、ラック…そんなキーワードで探しました。
≪キッチンシェルフ≫【天井吊り下げ・シーリング シェルフ Type A/オーク/2サイズ/セット/販売】
このあたりが想像していたものに近いかな?でも形や大きさがしっくりこないし、まあまあのお値段。購入を決意するには至らず。
欲しいイメージと合っていればこれらを買って取り付けるだけなのでお手軽ですよね。設計もしっかりしているので安心だし。
ならDIYしよう!手順です
で、気に入ったものが見つからないなら作ってみようか!なせばなる!やってみない事には上達もしないだろう。
準備したもの
- たしかSPF材750*35*20mmくらい
- ワトコオイル エボニー
- 水本機械 ステンレスSUS304一般用レギュラーチェーン 2mm×1m 2本
- ひめじや ラウンドアイ S3214 RI-8 2つ
- ひめじや パッドアイ S321NEW PD-6 2つ
- ひめじや 鉄ユニクロリングキャッチ W7350 SHW-4 4つ(今回はうち2つをホームセンターで類似品を購入)
- キーリング4つ
- ステンレス巻きパイプ 太さ13ミリ 70mm
- 水上金属 F型首長ブラケット クロームメッキ 13mm止 2つ
ラウンドアイ、チェーンなどの金物は岩内金物店楽天市場店さん、パイプとブラケットはノナカ金物店さんで購入しました。
材料費は塗料なしで5,000円かからないくらいかな?まぁこんなものでしょう。
一応耐荷重を調べつつ材料を選びましたが、素人なのでどんなものかな…あまり重いものじゃなきゃ大丈夫なはずです。
手順
画像を撮ってなかったので文字ですみません。
木材をヤスリがけして、ワトコオイルを塗ります。いらない布にオイルを付けてざざっと塗り、数分後に余分なオイルを拭き取ります。なかなか臭いが強烈です…
一度だけだと薄い気がしたので2、3回繰り返しました。臭いが取れるまで放置、数日かかりました。
木材に金物を付けていきます。ステンレス巻きパイプのためのF型ブラケットを片側一つ付け、パイプを差し込んでからもう片方のブラケットを付けます。
天井にもラウンドアイを付けます、ネジは長くて頑丈そうなのがよいかと…
この時天井の下地がある場所に設置するようにします。下地がなく石膏ボードのみの位置に取り付けると、重みで落下する恐れがあります。
下地探しを使って慎重に。天井に刺して使うので穴が空きますが、小さいので気になりません。
下地探しなど、DIYに必要な道具を紹介したページも併せてご覧ください。
この下地探しと取り付けは高所作業なのでちょっと大変です…できれば背の高い人がやるといいと思います。ちなみに天井がパッドアイでなくラウンドアイなのは何となく頑丈そうな気がしたからです。
チェーンを取り付けます。ユニクロリングはキャップのようなパーツをくるくる回すと隙間ができるので、そこにチェーンとパッドアイを通して吊ります。私は選んだチェーンの目が細かくてそのままだとユニクロリングに入らなかったため、キーリングを間に入れて通しました。
こんな感じで…
リングを通す位置でチェーンの長さは調整できます。
実用するとこんな感じ、だいぶいい
このようにフックを引っ掛けていろいろとぶら下げたり、計量カップの取っ手を掛けておいたり、ピンチを掛けて挟んで干したり…
結構使い勝手が良いです!
重いものは怖いのであまりぶら下げませんが、ステンレス片手鍋などは大丈夫みたいです。
あ、片側に偏ってものをぶら下げると若干斜めにバランスが崩れます(笑)
見た目もなんとなくおしゃれだし便利になったし、作ってよかったものの一つです( ´∀`)
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