今回はレモンチーズに挑戦します。
タイトルにあるように非常に作業工程が少なく短時間で仕込めるチーズです。30分あれば作業はおわり、水分を抜いたら完成しちゃいます。
材料や工程はパニールに似ていますが、レモンチーズのほうが加熱温度が低く水分量も多めです。お金も手間もかからず美味しいフレッシュチーズができるので、個人的にとってもオススメです。毎日でもつくれる手軽さです。
準備するもの、ざっとした作りかた
必要なもの
- 牛乳(脂肪あり) 500ml ※当然1L以上も可
- レモン汁 大さじ2(30ml)※様子を見て調整
- ちょっと大きめの鍋
- ゴムベラ
- 目の細かいざる
- こし布(さらし布やガーゼなど)
牛乳…脂肪分が含まれる生乳100%、成分無調整牛乳を使います。
レモン汁…レモンチーズなのでレモン汁。果実を絞るのがベストですがお高いので果汁100%商品を使いました。
作り方の手順
- 牛乳を熱する
- レモン汁を加える
- ホエーを抜く
- 完成
下準備
道具類を消毒しておきましょう。雑菌が残っているとチーズの出来にかかわってくる可能性があります。熱湯やアルコールで雑菌を排除します。お湯を沸かして道具にかけてから使うといいと思います。
パニールをつくる
牛乳を80℃に熱する
牛乳500mlを鍋にあけ80℃になるまで中火で熱します。焦げや膜ができないようにゴムベラで常にまぜましょう。
80℃まで温めるのは牛乳の成分を変性させるためかと思います。ホエイタンパク質は熱変性するようです。
レモン汁をいれる
80℃になったら火を止めてレモン汁を大さじ2杯ほど入れます。弱酸性(ph4.6ほど)になることでカゼインという成分が分離します。透き通ったホエーとモロモロしたカードになります。うまく分離しないようならレモン汁を追加。
分離したらフタをして15分くらい置いておきます。置いておいたほうができるチーズの量が増える気がします。
上の画像は分離が足りない状態。透き通ったホエーが出てきていません。
ホエーを抜く
ざるにこし布を置き、鍋の中身をあけてホエーを抜きます。画像を撮り忘れたのでパニール記事と同じのを使ってますが、水が抜ければOKということで。
こんな感じで吊るしたり、布をしばって重しを乗せたりして水分を抜いていきます。今回は500mlと少量の牛乳だったので、1時間も抜けば充分でした。お好みの固さになるまで様子を見てみてください。なかなかホエーが出なくなったな~くらいでいいかと。
完成!
こし布からチーズを取り出して完成です!500mlの牛乳から115gのチーズができました。少なめですが、簡単につくれるしフレッシュチーズゆえ早めに使い切りたいので意外とちょうどいいです。
適度にもっちりしっとり、かといってクリーム状でもない。サラダのトッピングにしても美味しかったです!クラッカーに乗せるにもちょうどよさそう。塩や刻んだハーブをまぜると一層味わい深くなりますね。
レモン汁を使っているのでほんのりレモンっぽさも感じます。決して酸っぱくなく、レモン風味かな?というくらいでマイルド。主張しすぎないとっても美味しいチーズだと思います。何回もつくりたいと思わせられる。
温めてまぜて放置するだけ、それでウマい
熱して酸で凝固させるオーソドックスなつくりかた。パニール、リコッタとも近いけど「レモン」を使うことで差別化されているようです。レモンじゃなくオレンジなどの柑橘類なら同様につくれるはずです。このほんのり柑橘な香りがやさしくもさわやかで、癖もなく美味。
火にかけて放置して、布でこして放置するだけという超お手軽かつ短時間レシピ。ぜひおためしください!
[itemlink post_id=”6233″ alabel=Amazonで探す rlabel=楽天市場で探す ylabel=Yahooショッピングで探す]
コメント